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書の新たな可能性 VR書道展 藤原清洞•岩坂典子『線をこえる』
イベント名
書の新たな可能性 VR書道展 藤原清洞•岩坂典子『線をこえる』
公演日時
2024年9月14日(土)~9月16日(月・祝)10時~17時
※最終日は16時まで
会場
明石市立文化博物館 2Fギャラリー MAP
イベント概要
前衛書家藤原清洞氏と岩坂典子氏による新しい形の書道作品展です。
書道の作品を鑑賞した後に、ヘッドセットをつけ、VRの書道の世界に入り込む体験です。 筆で書いた線の中を横切ったり、線の表や裏、円の中を通り過ぎたり。体験してみないとわからない!今までみたVRとは全く違う体験を!
書道のインスタレーションも圧巻です!
【体験者の声】
見なければわからない世界がそこには広がっていました。大胆に描かれる筆が目の前にあり驚きました!
曲線、かすれ、濃淡。これまで二次元の中でしか鑑賞することができなかった「書」がVRという技術と手をくみ、魂を得た瞬間を見た気がしました!360度全て書道!体験してください!
イベントへの思い
昨今、文化芸術の発信については、時間や場所を選ばないデジタルデータの活用が広まり、従来の集合を前提としていた文化芸術鑑賞のあり方が大きく変容し、オンラインを活用したミュージアム運営など新たな鑑賞方法への要望がみられる。
加えて少子化に伴う地域文化の担い手不足や災害などによる文化芸術作品への被害が課題となっており、国としての強みでもある貴重な文化芸術の維持・存続の観点からもデジタル化のニーズが高まっている。
また世界的に見ても、国や地域の歴史とそこに住む人々の文化的活動によって生まれ育まれてきた様々な有形無形の文化芸術を保護・活用し後世へ継承していくことは、地域や国の間の理解や交流、教育の質の向上に貢献していく観点からこれまで以上に期待される。
こうした背景を踏まえ、前衛書のパイオニアである藤原清洞氏と、現在活躍中の書家岩坂典子氏の作品展示し、令和に即した新たな書の可能性を追求した作品展を開催する。VRゴーグルをした作品の中に能動的に入り込む臨場感や、書道インスタレーションの展示により、どの世代もが楽しめ、鑑賞できる機会を提供する。令和の時代に即した文化継承、芸術の集積、リアルとデジタルの融合を提示し、明石から世界へまちづくりの取り組みを発信していきたい。
出展者
藤原清洞
前衛書家(1914-2002)兵庫県
上田桑鳩・宇野雪村に師事。
18歳学生時代、友人の勧めで書に興味を覚え、戦後急速に高まってきた人間解放の精神と共に、 新しい書表現の追求に情熱を燃やし、国内外問わず幅広い書の世界を歩み続けた。
1946-47年 | 上田桑鳩・宇野雪村に師事 |
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1951-54年 | 書道芸術院展入賞・日展入選 |
1966年 | 兵庫県書作家協会理事長就任 |
1973年 | 神戸市文化功労賞「あじさい賞」受賞 |
1975年 | 日本代表書家ブラジル親善使節団員としてサンパウロ近代美術館で出品 |
1977年 | 武庫川女子大学教授就任/飛雲会会長就任/半どんの会文化功労賞受賞 |
1978年 | 日本代表書家フランス親善使節団員/毎日書道展30回記念(パリ展)出品/兵庫県教育功労賞受賞 |
1980年 | 兵庫県書作家協会会長就任/神戸芸術文化会謹運営委員就任/関西書道家友好訪中団長として訪中 |
1982-83年 | 兵庫県文化賞受賞/「藤原清洞作品集」刊行/飛雲会名誉会長就任 |
1996年 | 文化庁地域文化功労賞受賞 |
1998年 | 大英図書館に作品「観」収蔵 |
岩坂典子
前衛書道家 兵庫県
伝統的な書の技法と、文字を超えた「非文字」の手法で、前衛書の創作を行う。祖父、父の影響で3歳より筆を持ち「道」を通し内観し「伝える」ことによりインスピレーションを得て、作品を世界へ発信する。
2024年 | パリ国際サロン入選 フランスパリ作品展「Au delà」 |
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2023年 | 梅田阪急アートステージ作品展 神戸大丸「書をまとう」作品展 VR書道 神戸スペースシアター作品展/横浜みなとのアート馬車道駅展示/CEN DIVERSITY HOTEL作品展 六根プロジェクト(全国6カ所寺院展示イベント) 渋谷PARCO合同作品展 |
2022年 | 国際コンペティション サロン・ドートンヌ(Salon dʼautomne)入選 |
2020年 | 明石市立文化博物館作品展「in the future~書の新たな未来~」 |
2016年 | Consulʼart 2016(フランス・マルセイユ)芸術部門 日本代表第47回-52回 兵庫県書道展 特選奨励賞等6年連続受賞 第67回-72回 飛雲展 神戸市長賞飛雲会賞等6年連続受賞 |
2013年 | モナコ王室主催 第46回モナコインターナショナルブーケコンテスト創作優美賞 |
入場料
無料
開催時イベント
書を通してつながる想い ~過去から未来へ~
前衛書道家岩坂典子氏と藤原清洞家族阿部まゆ子氏が書を通して繋がる縁と未来への展望について話すトークショー。
司会は上田和良氏。
[開催日時] 9月15日(日) ①11:00~ / ②15:00~
申込不要。当日会場へ直接お越しください。トークショーは約30~40分となります。
阿部まゆ子
1996年兵庫県生まれ。 藤原清洞を曾祖父にもち、家族の影響で幼少より芸術(書道、音楽、絵画)にふれる。 現在東京在住、IT会社で通訳と音楽アーティスト支援に携わる。
グッズ販売
就労支援事業所とのコラボグッズや、職人の技巧を凝らした額縁に合わせて岩坂典子が制作した一点ものの作品を販売します。
主催等
主催:公益財団法人明石文化国際創生財団
共催:明石市立文化博物館(指定管理者:小学館集英社プロダクション・鹿島建物共同事業体)
後援:明石市教育委員会/㈱神戸新聞社/㈱明石ケーブルテレビ/YUMEKOUBOU GALLERY/㈱ワンズブルーム
お問合せ先
(公財)明石文化国際創生財団
078-918-5085
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